新しい年号の「令和」を迎えることになりました。
このニュースは台湾でも取り上げられ、また蔡英文総統も日本語でメッセージを送るなど関心が高まっています。
そんななか、お隣の中国では「令和」が入った商標登録が相次いでいるそうです。
さすが中国はビジネスチャンスと見るやいなや、先手を打ってきます。
ただ報道によると、
「当局が令和関連の商標登録を新たに認める可能性は低いとの専門家の見方を伝えている。」
とのことなので、実際に認められるかどうかはもう少し様子を見る必要があるかもしれないですね。
では、台湾はどうなのでしょうか?
台湾での「令和」の商標登録状況
台湾で商標を管理しているのは「經濟部 智慧財產局」という部署になります。
この部署のサイトから商標検索ができますので、ここから「令和」を検索してみます。
このサイトにある【中文名稱】という欄に「令和」と入れます。
その他細かい検索設定ができますが、今回はそのままにして調べてみます。
そして【查詢】のボタンを押せば検索結果が出てきます。
気になる検索結果は、、、
8件!
ありました。
この8件は当然「令和」の名前が交付されてから申請をしているようです。
中には「台灣三菱鉛筆股份有限公司」とありますが、これは日本の三菱鉛筆のようです。
それ以外は台湾企業で、商品用途はお茶やコーヒー、シャンプーやボディーソープなどのバス用品、加工飲料、アイスクリーム、インスタント麺、旅行商品、飲食店など多岐にわたっています。
中国ほどではありませんが、台湾でも同じような考えをする人がいるようです。
台湾当局が令和関係の商標を認めるかどうかも、今後注目すべき点になりそうです。